転職先が決まった時はホッとしたけど、いざ出勤日が近づくにつれだんだん憂鬱になってくる
初日から休む理由を考えてみたり、辞退しようかと悩んでみたり
初出勤は誰でも不安で、緊張もします。
初日さえ乗り越えれば大丈夫じゃないかな?と思いながらも逃げようとする自分を責めては落ち込んでしまいますよね。
世の中には、同じ会社で、何十年と働き続けられる人もいれば
毎日会社に行くのが憂鬱で、転職しても辛い気持ちは変わらない人もいます。
転職初日から逃げてしまうことで、自信をなくし、だんだん社会に出ることに怖さを感じてしまうかもしれません。
でも、落ち込んだり、自信をなくしてしまうということは、成長できる可能性が十分あるということでもあります。
不安になるのは原因が分からないからです。
まずは、なぜ会社に行きたくないのか?その理由を探ってみましょう。
葛藤の奥にあなたの本音が眠る

「就職しないといけない」と思う前向きな気持ちと「会社に行くのが嫌だ」と思う後ろ向きな気持ち
自分の中で二つの気持ちが引っ張り合う。これが「葛藤」です。
この葛藤の奥には、あなたの本当の想いが隠れています。
でも、周りの目や意見で蓋をしてしまっているのかもしれません。
例えば、親から「早く就職先見つけなさい!」と言われて焦ってしまうこともありますよね。
でも親だからといってあなたのすべてを理解しているわけではありません。
親は「会社なんて嫌なこといっぱいあるわよ!」と、ただ我慢が足りないと責めるかもしれません。
それは、親の愛情でもありますが
自分の価値観が相手も同じだと思ってみんな会話をしてしまいます。
親や友人などの助言も大切ですが、まずは周りからどう思われるかではなく、自分はどうしたいかを考えてみましょう。
会社の何が嫌なのかが分かれば生きやすくなる
自分の本音を探るのは、自分のことを客観視することです。
例えば「会社に行きたいけど、会社に行けない」
その原因を探るには「なぜ?」と質問を繰り返し掘り下げていきます。
「なぜ会社に行けないのか?」→「人間関係が苦手だから」→「なぜ苦手なのか?」→「嫌われるのが怖いから」
と、どんどん自分に質問を繰り返していき、最後に「じゃ私はどうしたいのか?」と考えることです。
例えば「周りのことを気にしないで仕事がしたい」と分かったら「リモートワーク(在宅勤務)」の働き方を選択肢に入れてみる。
新しい人間関係が不安ならまずは派遣で働き、自分に合う職場か見極めてから社員になる(紹介予定派遣)など、次の行動が見えてきます。
「会社に行きたくない」気持ちが成長のチャンス
なかには会社組織や集団が苦手で会社員という働き方自体が苦手な場合もあるかもしれません。
今、経営者やフリーランスをしている人も会社に行くのが嫌だという気持ちから「自分で稼ぐ力」を身につける人もいます。
ちなみに私も「会社員は向いてない」と分かっていながら無理していた時期もありましたが、今は派遣をしながら在宅でwebライターの仕事もして、フリーランスを目標にしています。
やりたいことがあるから起業する人ばかりではありません。
壁にぶつかった時こそ、成長できるチャンスです。
人は覚悟できれば、強くなれます。
今の職種や業務内容が合わないだけなのか
それとも会社員という働き方が合わないのか
こうして原因が分かってくると、再就職を辞退したり、すぐ会社を辞めてしまい自信をなくす。
という負のループから抜け出すことができます。
人は誰にでも才能があり、役割があります。
あなたはただ、自分の才能が発揮できる場所をまだ見つけてないだけです。
自分のことを理解できないままだと、ずっと苦しいままです。
会社に行けなかったことをきっかけに、自分のことを理解する時間を作ってみてはどうでしょうか。