転職初日って、憂鬱ですよね。
私も何度か転職をしてますが、再就職が決まった直後はホッとしたものの
初出勤が近づくにつれ、行きたくないなって気持ちがだんだん大きくなり
転職初日から休む理由を考えてみたり
辞退しようかと悩んでみたり
でも、親や友達にも報告したしなぁ・・
そもそも「なんであの会社に応募したんだろ?」と今さらどうにもならないこと考えてみたり
どんなに不安になったところで
「転職初日」という現実からは逃げられません。
そこで、この記事では「転職初日に行きたくない不安の原因とその対策」を具体的に紹介します。
不安になったり憂鬱になるのは、はっきりとした原因が分からないからです。
原因さえ分かれば、対策も分かってきます。
せっかく再就職が決まったのに「なぜ、会社に行きたくないのか?」その理由を探っていきましょう。
転職初日に行きたくない原因と対策方法
転職初日に行きたくないと思う原因と具体的な対策方法を紹介します。
原因1:緊張しているから
転職初日は、誰でも緊張するものです。
相当やりたかった仕事とか、夢だった会社に入る。ってわけじゃないなら
緊張を楽しむ余裕なんてありません。
だって初めての会社っていろいろ勝手が分からないじゃないですか。
例えば、私なんてトイレ行くタイミングさえ不安でしたし、
お昼ご飯も外に出ていいのか、食堂があるのか
休憩所とかも暗黙の了解で席とか決まってたらどうしようとか
想像すればするほど不安が募り、緊張するものです。
今、憂鬱だったり怖かったりするのは大半が想像のせいです。
なので、出社する前からあれこれ考えすぎても意味ありません。
分からないことはその時に聞く。それだけです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
ってやつですね。
誰でも転職初日は緊張するものですが
おそらく迎えてくれる社員さんも緊張しているはずです。
私も新入社員の教育係になったことありましたが、相当緊張しました。
「2日目で辞められたらどうしよう・・」って
だから、転職初日に緊張しているのはあなただけではありません。
原因2:人間関係に不安
前職の退職原因が「人間関係」だった場合は、さらに不安や憂鬱さがありますよね。
ですが最初から人間関係をうまくやろうと思わないことです。
転職初日に意識することは、ちゃんと「挨拶をする」それだけ十分です。
私も人間関係が原因で転職してますが
今度は失敗したくないという気持ちが強すぎて、空回りしたことがあります。
・良い人になろう
・できる風に見せよう
・明るいふりしてみよう
など
今までの自分をリセットしたくなる気持ちもありますが、どうせ長続きしません。
変にキャラなんか作らないで、自分のペースで無理しないことです。
どうせ人間関係を築くには、相当時間がかかりますから
社内で孤独を感じてもそれも当たり前のことです。
そんなことより、まずは仕事を覚えることに集中しましょう。
原因3:仕事が覚えられるか不安
仕事教えてもらう時はメモをとり、復唱することです。
これだけでも、教えている側も安心できます。
そして、分からないことは正直に聞くこと
最初はできなくて当たり前
最初は分からなくて当たり前
最初から完璧にできる人なんていません。
でも、一番不安なのが「また、同じこと聞いていいかな?」って時ですよね。
私の場合は理解力がないのと、覚えも悪いので何度も同じことを聞いてましたが
仕事が覚えられるか不安な人は、質問上手になることで解決できます。
質問の基本は
× ストレートに「これ、どうするんですか?」と聞くより
〇 私はこう思いますが・・
と、まず自分の思っていることを伝えることで全く印象が違います。
例えば、
私は○○すると思っているのですが、合ってますか?
今この作業のこの部分までできましたが、次の作業で迷ってます。
この質問方法なら、教える側も教えやすくなります。
ただ、最初から「私は完璧にできる!」と自分に期待しすぎないことです。
自分に期待しすぎるから、不安ばかりが先にきてしまいます。
転職初日の心構え
では次に、転職初日の心構えを紹介します。
先に結論をまとめると、頑張りすぎなくていいってことです。
社内を観察する
転職初日は、早く会社に慣れるためにも、周りの雰囲気を観察してみましょう。
前職が人間関係で辞めた人ほど早く仲良くなろうと、頑張ってしまうこともあります。
ですが、頑張ろうと思えば思うほど、憂鬱さも増してきます。
なので、初日くらいはのんびり周りを見渡すくらいがちょうどいいです。
できるフリしない
最初が肝心だと、できるフリはしないことです。
無理しないで、自分のペースで取り組んでいくことです。
ちなみに、リラックス状態の方が実力って発揮できるものです。
なので、初日くらいのんびりいきましょう。
不安は一時的なもの
転職初日に行きたくないのは、ほとんどの人が一時的な感情です。
まったく知らない場所に飛び込んでそこで7~8時間くらい過ごすわけです。
そりゃ緊張して憂鬱なったり孤独感を覚えたりするのは当たり前です。
でも、そんな気持ちも新鮮でいいと思いましょう。
今、その緊張した気持ちを忘れずに、次にくる未来の後輩に優しくしてあげることです。
とはいえ「そんなきれいごとでは乗り越えられない!」
って人のために「会社(転職先)に行きたくない・・」と思う、根本的な原因をさらに深堀りしていきます。
それでも会社に行きたくない人へ
転職初日に会社行きたくないと思う原因が分からない人は、さらに自分の本音を探っていきましょう。
本音を探るには、まず自分の葛藤に気づくことです。
例えば「会社に行きたいけど、行きたくない」
自分の中で2つの気持ちが引っ張り合う。これが「葛藤」です。
では、なぜあなたの本当の想いは簡単には分からないのか?
それは、周りの影響で本当の想いや考えにフタをしているかもしれません。
例えば、親から「早く就職先見つけなさい!」と言われたから仕事を見つけた。
でも、本当は「もう少し休みたい」という気持ちが隠れていた。
または、「もっと自分に向いてる仕事をじっくり探したい」
という本音が隠れていたかもしれません。
親や友人などの周りの助言も大切ですが、
周りから「どう思われるか?」ではなく「自分はどうしたいか?」を考えることで、あなたの本音がみえてきます。
会社に行きたくない原因を見つける方法
自分の本音を探るには、自分に質問を繰り返すことです。
「会社に行きたい気持ちはあるけど、やっぱり行きたくない」
この葛藤の原因を探るには
「なぜ?なぜ?」と質問を繰り返し掘り下げていきます。
例えば
「なぜ会社に行きたくないのか?」→「人間関係が苦手だから」→「なぜ苦手なのか?」→「嫌われるのが怖いから」→「なぜ嫌われたくないのか?」→「仕事がやりづらくなるから→「なぜ仕事が・・」
と、どんどん自分に質問を繰り返し、問題を掘り下げていきます。
そして、最後に
もう答えが出ない、または同じ答えの繰り返しになってきたら
「じゃ私はどうしたいの?」と考えることです。
例えば、会社に行きたくないのは「周りの人間関係を気にせず仕事がしたいから」
と自分の本音が分かったら
「リモートワーク(在宅勤務)」の働き方や、人の関わりが少ない仕事を選ぶなど
いろいろな選択肢が考えられます。
こうして、会社に行きたくない原因さえ分かれば、解決策も分かってきます。
- 「なぜ?」の質問を繰り返す
- 答えが出なくなったor同じ答えばかりがでてきたら「じゃ私はどうしたい?」と本音を導き出す
- 問題の原因が分かれば、解決策が分かる
自己分析で適職を見つける
再就職に焦って、本当は気が進まない会社に決めてしまった。。
という人は、改めて自分に合った仕事を考え直すのもおすすめです。
くわしくは「自分の才能の見つけ方」適職に就くためにやってよかった3つの方法へ
手軽にできるのか「ストレングスファインダー」です。自分の強みが分かります。↓
ちなみに私も転職をくり返した結果、会社員には向いてないと分かり今はフリーランスとして働いています。
私はコーチングを受けたことがきっかけで、自分に合った働き方を手に入れました。
コーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、 相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、 相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術
引用元:日本コーチ連盟
自己分析が苦手、合っているか自信がないという人は、コーチングに頼るのもひとつの方法です。
くわしくははじめてコーチングを受けてみた体験談へ
誰にでも才能や強みがあります。
それを活かせる場所が分からないから不安、憂鬱になっていることもあります。
自分に合った働き方が分かれば、仕事ってこんなに楽しんだって思えるようになりました。くわしくは↓
以上が、転職初日に行きたくない原因と対策方法の解説でした。