ずっと辞めたかった会社を退職した時の解放感
たまらないですよね。
嫌な仕事、面倒な人間関係から解放されて
心だけでなく体まで軽くなった気がする
だけど・・その解放感は、
しょせん「一時的なもの」
私も何度も転職をくり返してきましたが
「あーやっと辞められた!もう行かなくていいんだ!」
というスッキリした気持ちは清々しく、もはや中毒性もあります。
でも、その転職癖の末路には・・
転職をくり返すうちに、どんどん条件が悪くなったり
収入もなくなり、ただ目先のお金のためだけに、やりたくもない仕事をやったり
そのうち年齢を重ねることで
さらに、選択肢がせまくなる。という現実が待ってるだけ
つらい現実を知ったばかりに、
一発逆転といった、大きな理想ばかりを求めたりと
どんどん追い詰められていくことにも
そこでこの記事では「転職癖の原因から治し方」まで解説します。
私の場合は、転職をくり返すことで
親や友人からは「何やっても続かないね・・」「我慢が足りない・・」
と言われ続け自己否定ばかりでした。
でも、自分のことを理解できたら
その転職をくり返す「辞め癖」も、「強み」に変えることができます。
嫌な会社から解放された時の喜びではなく
仕事を達成した時の喜びに変えていきましょう。
才能は誰にでもありますから。
転職癖になる根本原因の見つけ方
今まで会社を辞めたくなった原因を明確にしていきましょう。
人って、原因が分からないから不安なんです。
転職癖の原因が分かれば、解決策もみえてきます。
だから、まずは自分を理解するためにも
今まで会社を辞めたくなった原因をはっきりと言語化することです。
あなたは、どんな時に会社を辞めたくなりますか?
過去だけでなく、今の会社でもいいので
「もうイヤだな・・」って思う時はどんな時なのか
を紙にすべて書き出していきましょう。
ただ、頭の中で考えるだけでは、ぼんやりとした答えしかでません。
紙に書くことで、脳も活性化されます。
また、心の内と向き合うことで、モヤモヤした気持ちもより整理されていきます。
転職癖になる原因とその解決策
会社を辞めたくなる原因が分かったら、次はその解決策を紹介します。
どこの会社も人間関係に疲れて辞めたくなる
どこの会社にいっても人間関係で疲れてしまう。
という人は、もしかしたら人一倍繊細で敏感な気質をもっている人かもしれません。
これをHSPといいます。
私もHSP気質ですが
例えば、人に言われたことを気にしすぎたり
逆に自分が言ったことも気にしたり
困っている人が気になったり
怒られている人を見てしんどくなったり
つまり、他人との境界線がない人
メンタルが弱いという話ではなく
周りの感情を敏感に察してしまうことで、人付き合いが疲れやすくなります。
条件に不満があって辞めたくなる
条件に不満をもってしまう場合は、何を優先にするか考えることです。
休日出勤のない会社、残業が少ない会社、とにかく給料が最優先など
条件は、入社前にある程度分かります。
面接の時など、確認できることはしてきましょう。
自分では聞きづらい・・という人は転職エージェントを利用する方法もあります。
くわしくは女性にもおすすめ「転職エージェント」と「転職サイト」まとめ
会社(仕事)に飽きて辞めたくなる
職場環境や仕事内容に飽きやすい人は、変化を求める人かもしれません。
職場の人間関係も条件もそんなに悪くないけど、
明日も明後日もこの会社で同じことをする変わらない毎日
もう、同じことの繰り返しの日々にうんざり・・
という人は、けして根気がないだけではありません。
人には色々なタイプの人がいて
毎日同じ環境で、同じ仕事をするほうが安心できる人もいれば
徐々に変化を求める人や
1年~3年でガラッと変化を求める人もいます。
まずはあなたは変化も求める人なのか自己分析してみましょう。
たったひとつの質問で分かります。くわしくは「仕事に飽きた」は甘えではない。20%の人は変化を必要とする人だった!
仕事や会社に飽きやすい人は、異動、転勤、仕事(業務)の幅が広い仕事を選ぶことです。
適職が分からない
仕事でミスばかり、時間が経たない
または、慣れてくると物足りなさを感じるなど
とにかく「今の仕事向いてないのかも?」と思って辞めたくなった時は
一度しっかり立ち止まって、
自分の価値観(大切にしていること)や得意なこと、好きなジャンルを明確にしましょう。
自分を理解しないと同じ失敗を繰り返して結局、遠回りすることになります。
辞めたくなる原因がたくさんある
人間関係や仕事内容など、辞めたくなる原因がたくさんある人は、理想が高いのかもしれません。
例えば
- くだらない人間関係に振り回されてる自分がイヤになったり
- 誰にでもできる仕事をしている自分がイヤになったり
- 上司に指示されこき使われている(と感じる)自分がイヤになったり
誰にでも「理想の自分」があると思いますが
いくら理想はあっても、いきなり飛躍できる人はいません。
「あの人天才だね!」と言われ人でも、最初は小さなことの積み重ねからスタートです。
理想と現実のギャップを埋めるには、小さな成功体験を積み重ねていくことです。
やりたい仕事を探す方法
転職癖を治すためにも、自分に向いた仕事を見つけましょう。
今までと同じような(できそうな)仕事を選んでも、同じことの繰り返しかもしれません。
自分に合った仕事や働き方を見つける方法を紹介します。
「やりたくないこと」から見つける方法(簡単です
やりたい仕事を見つけるために、まず「やりたくないこと」を明確にします。
紙に、やりたくないことをできるだけ細かく書いていきましょう。
すべて書き出した、やりたくないことの反対が、あなたが望んでいることです。
仕事内容だけでなく、職場環境など仕事に関するすべてのことを書くことで
あなたに合った働き方もみえてきます。
例えば
- 満員電車での通勤
- 1日中同じ場所での業務
- お客さんの接客
- 自由に動き回れない環境
- 突発的な対応
- 指示されて動くだけの業務など
やりたくないこと(仕事)の反対が、あなたの望んでいる仕事、働き方です。
才能、強みからやりたい仕事を探す
才能は、誰にでもあります。
当たり前にできることこそが才能なので、自分では気づいていないだけです。
例えば、転職癖だって、見方を変えれば「変化に強い」という才能です。
職場をコロコロ変えるって相当なエネルギーがないとできません。
自分では短所だと思っていたことも
「変化に強い」という才能をどこで活かすか?で長所に変わります。
自分の才能、強みを知りたい人は
ギャラップの「ストレングスファインダー」で見つける方法があります。
ストレングスファインダーとは、本についているコードを使い
質問に答えて、あなたの強みを「見える化」しよう。というものです。
だから中古本ではなく、必ずコードが付いている新刊を買って下さい。
けっこう本格的なテストで30分くらいかかります。
誰もいない集中できる時に取り組みましょう。
「ズバリあなたの適職はコレです!」と、いった答えはでてきませんが
自分の才能を活かした仕事に就くヒントにはなります。
私はこのストレングスファインダーを受けて、今はフリーランスとして働いてますが、自分の「最大の武器」を活かしまくってます。
それでも転職癖の原因も解決策も分からない人へ
自己分析するのが苦手という人は、プロの手を借りる「コーチング手法」があります。
質問を繰り返し、自分自身ですら気づいてない本音を導き出してくれる
これがコーチングです。
コーチングとは?くわしくはコーチングを受けるための完全ガイドへ
まずは、自分にコーチング手法が合っているか?を試すためにも
無料体験だけで受けてみてはどうでしょうか?
コーチングは、一方的なアドバイスではなく、
自分で答えを見つけるので、自分自身が納得できるので、行動しやすくなります。
このまま転職をくり返す「辞め癖」のあるままでは
お金のためと割り切って、やりたくもない仕事を続けることにもなります。
転職癖から脱したい人は、一度立ち止まって、自分としっかり向き合ってみましょう。
会社を辞めた時の解放感を捨てる
いつまでも嫌なことから解放されることに「快」を感じていては、前へは進めません。
嫌なことから逃げているだけでは同じことの繰り返し
まさに、私がそうでした。
今は、フリーランスとして働いてますが
そもそも会社員という働き方自体が、向いてなかったことです。
向いてないと認めるまで、相当時間はかかり、遠回りしてしまいました。
なので、早く自分を理解し
仕事での達成感で「快」を感じる人になっていきましょう。
そのためにも自分と向き合い、自分に向いている仕事や働き方を見つけていくことです。
①会社を辞めたくなる原因を書きだす
②原因別の解決策を参考に
③同じことを繰り返さないために「やりたい仕事を見つける」
・やりたくないことを書き出す。その反対がやりたいこと
・ストレングスファインダーで自己分析
④自己分析が苦手な人はプロの手を借りる(コーチング)
以上、転職癖を治す方法の解説でした。では。