毎日、仕事(会社)を辞めたいと思いながら働くのって今思えば普通じゃなかったと思います。
「お金のため!」と割り切って続けてはみたけど
最後に残ったものは「働く意欲がなくなり、人への恐怖心」でした。
そこでこの記事では私が「毎日仕事辞めたいと思いながら働いたリアルな体験談」です。
結論を先に言ってしまうと、まだ気力が残っているうちに、次の行動を起こすことです。
早く次のことを考えないと、転職活動どころか「もうこのままでいいか・・」と
「退職」するエネルギーすらもなくなります。
辞めたいと思いながら会社に残ったところで
嫌な出来事ばかり目にとまり、さらに辛くなったり
すべてに対して「もう・・どうでもいい・・」と、投げやりになっていきました。
その結果、明日も1年後も3年後も今日と同じ毎日が続くだけ
でも、ここにたどり着いたあなたは
「今の状況をどうにかしたい!」と、まだ気力が残っている人だと思います。
では早速、今振り返ればアレが「辞め時のサイン」だったな・・と思うことから書いていきます。
【危険信号】辞めた方がいい3つのサイン
私が経験した、仕事を辞めた方がいいと思ったサイン(前兆)を紹介します。
毎日、仕事を辞めたいと思いながら働くことは、自分が思っている以上に過酷でした。
会社を辞めた方がいいと思ったサインは以下3つ
- 仕事のモチベーション低下
- 人間関係のトラブルが増えてくる
- 体に変化がおこる
それぞれくわしく説明します。
あなたにも当てはまっていないか確認しながら、読み進めて下さい。
仕事のモチベーション低下
会社を辞めたいと思っていることで、仕事へのやる気もだんだんと下がってきます。
目的も目標もないまま、仕事を頑張ったところで期待できる未来がないからです。
昇進や昇給にも期待せず、ただ仕事をこなして給料をもらうだけではモチベーションは上がりません。
これ以上頑張ったところで・・と考えることで、仕事へのモチベーションは下がっていく一方でした。
その結果、人間関係のトラブルへとつながります。
人間関係のトラブルが増える
やる気がない気持ちから、人間関係のトラブルが増えていきます。
自分から何も追わなくても、「非言語コミュニケーション」で伝わります。
非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションのことである。
ウェキペディアより
具体的には、態度や視線、表情、話し方などによって伝わります。
自分では無意識のうちに
・同僚の気持ちを考えられなくなる
・開き直った態度をとってしまう
など、さらにエスカレートすると周りが敵にみえてしまうこともあります。
接客業だとお客さんとのトラブルにもつながります。
やる気のない気持ちは、自分から何も言わなくても周りの上司や同僚には伝わりその結果、人間関係のトラブルにつながっていきます。
同僚、上司への人間関係が気まずくなってくると、次は・・
体調不良など起こりやすくなってきました。
体に変化がおこる
仕事もヤル気にならず、人間関係も悪化していくことでストレスもたまり体調に変化がおこります。
夜、布団に入ると今日あった職場での嫌な出来事を思い出し、なかなか寝付けなくなります。
さらに、今の嫌な出来事を引き金に昔の嫌なことまで思い出す日もありました。
そして、寝不足になることで昼間はだるく、ますます仕事への意欲もなくなる。という悪循環へ
その結果、肌はボロボロのなり、風邪をひきやすくなったり頭痛にめまいなど起こしやすくなります。
もうここまできたら、辞め時のサインどころか真っ赤かな危険信号です。
夜なかなか寝つけない、起きる時間よりずいぶん早くに目が覚めてしまうなど、仕事でストレスを抱えるとまず現れやすいのが睡眠に関する障害です。
品川メンタルクリニック:職場のストレス
ストレスは体と心のさまざまな病気や症状に影響を与えます。(中略)頭痛、めまい、心の病など
NHK健康:ストレスが原因で起こる体と心の不調
今振り返ると体の不調は「あなたの道はそっちじゃない」という知らせだったかもしれません。
自分の体や心を大切にすることが最優先だと実感しました。
辞めたいと思いながらも働き続けた理由
辞めたいのに辞められなかったのは、次の仕事への不安だけでなく
「周りからどう思われるか?」という恐れもあったからです。
辞めたいのに辞める勇気もないという
毎日が葛藤でした。
心の中の葛藤って、アクセルを踏みながらブレーキもかけてる状態
だから、エネルギーだけ消耗してヘトヘトに疲れてしまう。
それなのに、どこにも進めないから状況は変わらないまま
誰でも悩んでいる時って、視野が狭くなります。
そのため、今思えば本当につまらないことで時間を費やしたと思います。
そして、私が辞めたいのに辞められない葛藤から抜け出せたのは、自分の考えていることをすべて整理することから始めたからです。
自己理解で道が開けた
自分の頭の中をすべて整理するにはまず「何が嫌なのか?」をすべて紙に書き出しました。
例えば
・満員電車の通勤
・指示待ちの仕事
・上司の気分で職場の雰囲気が変わる
・私にだけ厳しい口調になる
など、できるだけ細かく具体的に書くことです。
スマホのメモではなく、紙に書き出すのがポイントです!
紙に書いて手を動かすことで、脳が活性がされ、客観的に自分の状況が見られます。
文字を書くことで「脳の複数の領域を同時に活性化」するため、学んだことを深いレベルで脳に刻み込める。(中略)手書きすることには、「精神的な治癒効果」があると言われている。紙に思いつくことをひたすら書き続けることで、心がスッキリして整ってくるのを実感したことがある人もいるかもしれない。
ダイヤモンド:バレットジャーナル「脳が整い、思考力が高まる手書きの効能」
そして嫌なことをすべて書いた後は、その反対を書きます。
例えば
・満員電車の通勤→在宅勤務またはフレックスやシフト制
・指示待ちの仕事→自分で考えて仕事を進める
・上司の気分で職場の雰囲気が変わる→他人に振り回されず集中できる職場環境
・私にだけ厳しい口調になる→仕事をする人を選ぶまたは自己完結できる仕事
嫌なことの反対が自分が望んでいる理想の仕事・働き方です。
ちなみに私はこうやって書き出した時は、そんな都合の良い仕事なんてあるわけがない
と思ってましたが、今はすべて叶っています。
ただ、ひとりで考えていても、自分の望んでいる仕事って?職場環境って?と考えるにも限界がありました。
そこで私が知ったのが、プロの手を借りて解決できる「コーチング」という手法でした。
コーチングとは、本人特有の感情や思考のはたらきを行動の力に変えることで目標達成や自己実現を促す、コミュニケーション技術です。
日本コーチ連盟
簡単にいえば、コーチとの対話に中で自分の本音に気づくことができ、自分も納得して行動しやすくなります。
アドバイスをもらうのとは違い、本当に自分がやりたかったことを思い出し、ワクワクしながら動くことができます。
くわしくは私が初めてコーチングを受けた体験談へ
私の場合は、元々会社員には向いてないのに気づかないふりして無理してきました。
そして、今はフリーランスとして働いてます。
好きな働き方をして、仕事への意識も変わり、働くことが好きになり
その結果、収入も3倍にも増えました。
若いうちは、いろんなことにチャレンジするのも大事です。
ですが、年齢を重ねてくると、自分に合わないことを続けていくのに耐えられなくなってきます。
経験を重ねるごとに、無理して頑張ったところで結果がどうなるかリアルに予想もできるからです。
だから、迷った時は勇気をだしていったん立ち止まり、自分ととことん向き合うことです。
急がば回れですね。
まとめ:辞めたいと思いながら働く毎日から脱出した方法
辞めたいと思いながら働き続けていても、やる気のない気持ちは同僚に伝わり、人間関係のトラブルにもなり、ストレスで体の不調が起こりました。
私が抜け出せた方法は「自己理解」でした。
今の会社の嫌なことを書き出し、自分が望む働き方を明確にしました。
そして、目標達成のためキャリアコーチングを受け、今は適職にも出会え、フリーランスになりすてべ理想通りの働き方ができるようになりました。
以上、辞めたいと思いながら働く毎日から脱出した私の体験談でした。
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