エア出勤はいずれバレる!実家暮らしで仕事に行くふりしていた体験談

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エア出勤

毎朝スーツを着て家を出るけど、向かう先は会社じゃない

これはまだ独身で実家暮らしだった20代の頃の話です。

今は50代に入り子供も大きくなって
主婦をしながら個人事業主として自立もできましたが

ここまでくるのに
向いてないことに必死にしがみついていた時期もありました。

今は「エア出勤」なんて言葉がありますが、
20年以上前はまだそんな言葉はなかったけど

会社行くふりして時間をつぶしている人は、すでにいました。

今の私がエア出勤していた頃の私に声をかけるとしたら

「それも必要な時間だったよ」と言いたいです。

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なぜエア出勤していたのか?

エア出勤していたのは、すでに何度か転職をしていたため

「また会社辞めた」

って、親に言えなかったからです。

今と違い昔は『転職=悪』の時代だったので、なおさらきつかったです。

人によってエア出勤している理由は、さまざまだと思うけど

例えば
・苦労して入れた会社を辞めたから
・弱い自分を隠したいから
・親に怒られるのが怖いから

つまり、罪悪感、後ろめたさがあるから

会社を辞めたといえば

「はぁ?!また辞めたの!?」
「あなたは何をやっても続かないね!」

と言われるのも分かるから

言えないまま時間だけがすぎて
どんどん憂鬱さは増していきました。

「あぁ・・私は一体何をしてるのだろ…」
「どこで私の人生間違えたのかな…」

と自分を責める毎日

とにかく時間だけはたっぷりあるから
余計なことばかり考えてしまいます。

もし今、50代の私が
エア出勤していた20代の私に出会えたらな

迷った時は、とにかく己を知る

これだけだよ!って言いたいです。

エア出勤から卒業する方法

悩んだ時、迷った時は自分のことを知る

自分と向き合うことで目の前の霧が晴れ、光が見えてきます。

心の中のモヤモヤって、はっきりと原因が分からないから

原因が分からないから
次どうしたらいいか(改善策)分からない

だから

今日1日逃げ切ることだけ考える

その結果

エア出勤とういう行動へ

私はそんな感じでした。

だからまずは自分の気持ちを整理することです。

では、具体的にどうやればいいのか?

嫌なことを書き出す

まず、最初にやることは

会社の何が嫌だったのか?をすべて書き出してみることです。

例えば
・満員電車での通勤
・チームでの仕事
・電話対応
・接客
・休憩中の雑談が面倒など

とにかく嫌だ、辛い、逃げたいことをすべて書き出してしまいましょう。

どんな細かいことでもいいのでとにかく書く

頭の中でふわ~と考えるより書くことがポイント!

手書きすることで、感情の整理が深まったり
脳の働きが活性化します。

自分を知るには「考える」だけでなく
「感じる」ことが大事なので手書きはその手助けになります。

では、嫌なことを書き出したら次はどうしたらいいのか?

やりたいことが分かる

嫌なことを書き出したら、次はその反対を書き出してみましょう。

つまり、やりたくないこと、嫌なことの反対があなたのやりたいこと

私もこの嫌なことを書き出すワークをやったことで、会社員向いてないって分かりました。

正確には「認めた」「受け入れられた」といった方がいいかな。

今あなたが嫌だったこと、やりたくないことをすべて書き出した反対を書いていきましょう。

例えば
・満員電車での通勤→在宅勤務
・チームでの仕事→マイペースにできる仕事
・電話対応→デスクワーク以外の仕事
・接客→接客がない仕事
・休憩中の雑談が面倒→休憩は自由にできる職場

細かく書いたほうが、、より自分がやりたいことが明確になります。

例えば
「電話対応が嫌だ」

といっても、かけるのが嫌なのか、受けるのが嫌なのか、、他の人に聞かれるのが嫌なのか

より具体的に書くと、やりたいこともより具体的になっていきます。

やりたくないことの反対があなたにとってやりたいこと

っていう単純な話ですね。

今すぐすべてのことは叶わなくても
優先順位をつけたりして
少しずつ、よせていくこと
です。

こうして自分の方向性を意識することで必要な情報は入ってきます。

今まで見えなかった情報が目にとまりやすくなります。

私はこんな感じで
転職をくり返してきた20代、
パートすらも続かなかった30代
すぐ仕事や環境に飽きてしまう自分への後ろめたさがあったけど

今は、それは武器にもなる変化に強いフリーランスとして働いてます。

こうして自己分析して
原因と次に進む道が見えてきたら

親や家族に話すこともできます。

親に話すコツ

親や家族に話す時は冷静に話すことです。

こっちが感情的に話すと相手も感情的になって

話が進みません。

こっちが冷静に話すと相手も冷静に聞く体制になれます。

「自分はこれが原因で仕事を辞めた
でも、次はこんな働き方をしたいという目標ができた。
だからもうしばらく見守っていてほしい。」

という感じで自分の素直な気持ちを伝えてみてはどうでしょうか?

「そうか、分かった」

とは、簡単に言ってもらえなくても
もうあなたの進む道は見えたので
自分の人生を歩んでいくことです。

あなたの人生は、親のものではありません。

親が口うるさく言うのは
親自身が安心したいからです。

私も今は親なので
親の立場から言えば
親を安心させるためではなく、自分のために動いて下さい。

エア出勤などして立ち止まっている時間は
「あなたが自分を守った証拠」だと思います。

私にとってのエア出勤は
逃げであり、回復であり、問い直しの時間でした。

あの時自分を守るために立ち止まった時間は
けしてムダではなかったです。

それどころか、自分の進み方が明確になってよかったです。

あのときの私がいて、今の私はこうして考えることができています

そんな自分に、ちょっとだけ「よくやった」と言いたい。

ってことで
今日はこのへんで
ぼちぼち生きましょう。

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