仕事や会社に飽きてくると「甘えているだけなのかな?」と考えてしまいますよね。
なぜ「同じ仕事に飽きやすい人」と「同じ仕事を続けられる人」がいるのか?
ただ能力を持て余している場合もありますが
実は、人によって「変化を求める頻度」が違うからです。
入社して1年で飽きる人もいれば、3年目で飽きる人
中には10年目で飽きる人もいます。
そこでこの記事では“たったひとつの質問”で「どのくらいの期間で変化を求めるのか?」が診断できます。
つまり、そろそろ変化を求めている時期なのか?
それともただ能力を持て余し、つまらなく感じていたのか?
が分かります。
自己理解をしないままでは、目的もなく転職をくり返すだけになりますが
自分の気質さえ分かれば、自分に合った働き方や仕事が絞られてきます。
どれくらいで「仕事に飽きるか」が分かる質問
では早速、あなたに質問です。
「あなたは去年の仕事と、今年の仕事を比べてみると、どのような関係がありますか?」
じっくり考えてみてください。
いいですか?
考えずに答えを先に見てしまったら意味がありません・・
では・・
この質問が自然と理解できた場合は
- いかに似ていたか
- いかに同じだったか
を考え始めます。
「関係??」とすぐに理解できなかったり
どのように「違ったか」と変換して考え始める人もいます。
これで、あなたがどのくらいの頻度で変化を求めるのが分かります。
ちなみに、質問が理解できなかった人には、質問の仕方を変えます。
「去年の仕事と、今年の仕事を比べてみてどうですか?」
じっくり考えてみてください。
では、診断結果をみていきましょう。
全部で4タイプに分かれます。
①違いを答えた人
「全然違います。今は○○の仕事をしています。」など
「違うところを答えた人」
または
「関係??」と質問が理解できなかった人は
変化を生きがいにする「相違重視型」です。
- 変化のない安定した状況には抵抗したくなる
- 同じ場所に居続けるのが苦手
- 目的地に焦点をあて、その過程には無頓着
1年~2年で劇的な変化を必要とします。
仕事や会社に飽きて転職を繰り返す人がまさにこのタイプで、約20%います。
②時間とともに「どのように進展したか」答えた人
「同じですが、より仕事が増え、責任も重くなりました」など
「変化していく過程を答えた人」は、ゆるやかな変化を好む「進展重視型」です。
目的地に到着することよりも、過程に焦点を合わせます。
このタイプの人は、65%います。
5~7年で大きな変化を求めます。
③変化と進展両方で答えた人
「今年は私にとって転換期で、○○が向上しました」など
大小の変化を好みますが、徐々に進展していくことに心地よさを感じる「進展、相違重視型」です。
このタイプの人は、10%います。
平均で3年~4年で変化を求めます。
④いかに同じかを答えた人
「全く同じです。今も○○の仕事をしています。」
同じ状態を好む「同一性重視型」です。
このタイプの人は、5%います。
15~25年で大きな変化を求めます。
以上が、診断結果です。
この診断は、LABプロファイル(言葉と行動で思考パターンが分かる)」という分析方法です。
1~2年で仕事に飽きる人は「相違重視型」
時間の経過とともに変化を求めたいタイプの「相違重視型」の人は、
今の会社で同じ人と同じ場所(環境)で働くことや仕事内容に飽きると、耐えられなくなってきます。
仕事に飽きることが、けしてただの甘えではなく、気質が原因だった。
と自分理解できると「今後はどのような働き方をすればいいか」と方向性がみえます。
ただし、補足として・・
今回は「仕事」に対しての質問でしたが、状況によってタイプは変わってきます。
例えば、仕事では変化を求めるタイプ
でも、旅行や外食はいつも同じ場所(店)のほうが安心できたり、
逆に仕事で頻繁に変化は求めないけど、住む環境は変えたくなり2年ごとに引っ越しするなど
その状況によって違います。
つまり、仕事に飽きやすい人が、住む場所や出掛ける場所、趣味など
「すべてのことに飽きやすい」とは限りません。
では、変化を求めるタイプの人はどんな仕事に就けばいいのでしょうか?
仕事に飽きた人が転職に失敗するパターン
まず、仕事(職場環境)に飽きた人が転職に失敗するのは、また同じような業務を選んでしまうことです。
例えば「一般事務」から「経理事務」への転職
環境(人間関係など)や条件が変われば、また新たな気持ちで頑張れる。
と思いがちですが、結局また同じような理由で辞めることになります。
環境が変わると新鮮な気持ちにはなりますが、元々持っている気質が変わるわけではありません。
もしかしたら、前よりも飽きるのが早くなってしまうかもしれません。
では、仕事や職場環境に飽きやすい人はどうすればいいのか?
仕事に飽きやすい人は「変化が多い仕事」に就く
仕事に飽きやすい人は、変化が多い仕事(職場)を選ぶことです。
- 外回りのある営業
- 色々な人と接する接客業
- 定期的に異動、転勤がある会社
- 業務幅が広いなど
単調な仕事を避けることがなにより大事です。
また働き方を変える方法もあります。
定期的に職場を変えられる「派遣社員」もありますし
不安定な収入は不安という人なら
本業とは別に副業を始めるなど
あなたの気質に合った働き方へ変えていきましょう。
飽き性を強みに変える方法
私も飽き性で転職をくり返してきましたが、飽き性を強みに変えられたのは「コーチング」を受けたことがきっかけでした。
コーチングとは簡単にいえば、コーチからの色々な質問に答えていくことで、自分の考えや本音を導きだしてくれる手法のことです。
くわしくは【コーチングを受けた体験談】転職をくり返す原因と適職が分かり収入3倍へ
まずは派遣社員で定期的に職場を変え、副業も始めました。
今はフリーランスとして、web制作やライターのほかブログでの情報発信など色々な仕事をしています。
正直、本業がなんなのかよく分かりません(笑)
仕事がない(したくない)時は、専業主婦を楽しんでみたり
自分からあえて、どんどん変化を作っています。
昔は、すぐ仕事に飽きてしまう自分はダメだと思っていましたが
これは気質が原因と分かれば、変化に対応できる仕事に就くことで「飽き性」が強みに変わります。
私の場合だと、ネットの世界は変化が早すぎるので、フリーランスとしての仕事も続いていると思ってます。
才能、強みは誰にでもあります。
自分の才能を活かせるか、活かせないかの違いだけです。
飽き性を強みに変えたい人や、自分の得意なことが分からない・・
という方は一度コーチングを受けてみてはどうでしょうか?
コーチングは仕事に飽きやすくて、転職をくり返す人の悩みが解決できるピッタリの手法です。
コーチングを受けたい人へ。オンライン可のおすすめ3社【無料体験もあり】
