会社の上司に助けてもらったり、頼りがいがあると
「好きになったかも・・」と、恋心を抱くこともありますよね。
一緒にいる時間も長く、同じ目標に向かっている同士、絆もできてきます。
会社の上司や先輩を好きになりやすい私って、尊敬できる年上タイプなのかな?それともファザコンなのかな?と思うかもしれませんが
実は、上司を好きになりやすい人には「ある心理」が働いていただけかもしれません。
そこでこの記事では
1.上司を好きになる心理
2.社内恋愛はすぐバレる理由
を解説します。
女性が男性上司を好きになるのは恋心か?それともただの勘違いなのか?が、分かります。
上司を好きになる心理とは
会社の上司や先輩を好きになりやすい人は、承認欲求(他人から認められたい感情)が、恋愛感情だと勘違いするすることもあります。
例えば、会社で頑張って仕事をしていると
「なんで苦しいのにこんなに頑張らないといけないの?」
↓
「上司に認めてほしい、褒めてほしいから?」
↓
「なんで認めてほしいのかな?」
↓
「上司のことが好きだからだ・・」
と、上司に認めてほしい承認欲求と恋愛感情が混ざってしまうこともあります。
コーチや先生、指導者を好きになりやすい人もこの心理が働く場合もありますが
これを「認知的不協和」といいます。
認知的不協和とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語
人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
引用元「ウィキペディア」より
簡単にいえば、心の中にある矛盾を解消しようとする心理です。
例えば、友人男性と二人で食事に行ったとします。
「なぜ私は、彼氏でもない人とデートみたいなことしてるの?」
自分の中に矛盾をなくすために「私この人のこと好きかも・・」と思い込むことで、自分の中で違和感をなくそうとします。
これが恋の錯覚です。
よく恋愛テクニックでも「押してダメなら引いてみな」とありますが、これも認知的不協和です。
好きな男性に、毎日同じ時間にlineを送り続けてきたけど、ある日ピタッとやめてみた。
すると相手の男性はモヤモヤしてきます。
それを解消するため「俺ってあいつのこと好きなのかな?」と特別な存在だと思い始めることで
自分の中の矛盾を解消しようとします。
男性上司にも「認知的不協和」の心理が働くこともあります。
部下の相談にのったなど相手に「特別」なことをしたことで、行動と心の矛盾のつじつまを合わせるために「好きになったかも」と思い始めます。
そして、上司との恋愛が社内にバレてはいけないと思うことで、さらに気持ちは盛り上がります。
これを「カリギュラ効果(禁止されるほどやってみたくなる心理現象)」といいます。
人はしてはいけない、見てはいけないと禁止されればされるほど、魅力的に感じ、反発心がおこります。
上司が既婚者だったり、彼女がいる場合だとなおさら気持ちが盛り上がる場合もあります。
上司に認めてほしい気持ち(他者承認)を、恋愛感情と勘違いしないためには、自分で自分のことを認める(自己承認)ことです。
とはいえ、色々な心理が働いたとしても好きになってしまったものは、どうすることもできませんよね。
社内恋愛が、周りの同僚にバレないようにすることが大切です。
社内恋愛がバレるのは超簡単です

上司との関係が、バレてないと思っているのは本人たちだけで、社内恋愛はすぐバレてしまいます。
仲の良い同僚にすら徹底的に内緒にしていても、ふたりの非言語(言葉以外の手段を用いたコミュニケーション)で、ばれてしまいます。
例えば、自然と目で追っていたり、話すときの距離が近くなったり、無意識に同じしぐさになったりなど
表情や声のトーンが変わることは、自分では気づかないうちに、ほかの同僚とは違う接し方になってしまうものです。
つまり、社内恋愛がバレやすいのは、言葉は意識できても、態度は無意識に出るものなので、コントロールしづらいからです。
社内恋愛がバレると、たとえ独身同士の付き合いだとしても、周りは仕事がしづらくなってしまいます。
だから、好きになる前と全く同じ態度を意識することです。
噂話を消そうとすると逆効果へ

社内恋愛がバレはじめると、職場内では色々な噂が広がり始めます。
中には面白くないと思っている人もいるでしょう。
でも、噂には反応しないことです。
反応しないことで、そのうち周りは興味がなくなり、忘れていきますが、
いちいち「それは違います!」と返してしまうことで、さらに相手は興味をもちはじめます。
また、上司は女性社員との噂のせいで、立場が弱くなる場合もあります。
そうなると男性は引いていく人もいます。
これが恋の錯覚だったらなおさらです。
だから、上司との社内恋愛は周りにバレないようにすることが大事ですが、上司との恋愛にはどうしてもリスクもついてきます。
上手くいかなくなった時でも、社外恋愛とは違い「もう二度と会わない」ということができません。
別れた次の日も一緒に仕事をしないといけません。
他の女性社員と話しているだけでも、嫉妬したり、復讐心が燃えてしまったりと、取り返しがつかないことにもなるので
上司との恋愛はより慎重なるためにも、この恋は「ただの錯覚なのか?」と冷静に判断することも大切です。
