会社の上司から目の敵にされ、いつも自分だけが怒られたりすると、どんどん自信がなくなっていきますよね。
「なぜ私だけが上司から目の敵にされるようになったのか・・」と考えては自分を責めてばかり・・
だからって、逃げるように今すぐ転職しても、また同じことが起こるかもしれません。
そこでこの記事では上司から目の敵にされやすい人の特徴と、攻撃してくる上司の心理も解説します。
無理して上司に媚びることなく、攻撃されてばかりのつらい毎日から、心に余裕をもつことで上司との関係を改善していけます。
上司から目の敵にされる人の特徴
上司から嫌われたり、目の敵になりやすい人はいつも不安そうにおどおどしている人です。
心に中の不安が顔や態度に表れて声も小さくなり、上司からしたら言いやすい人になっています。
その他に
・同じミスを繰り返す人
・自己表現が苦手など
基本的に、言い返してこない部下がターゲットになりやすいです。
また、言い返したとしてもそれが「言い訳」だった場合はさらにエスカレートしていきます。
「その仕事は教えてもらってなかった」などと、出てくる言い訳は、自分を守るためでもありますが
上司に言い返さなかったとしても、心の中で「でも」「だって」と言葉が出てきた時は
「(だったら)どうすればいいか?」と考える習慣をつけるだけで、行動が変わってきます。
あなたの行動が変わることで周りも変わってきます。
目の敵にしてくる上司の心理
では、なぜ言いやすい部下、後輩がターゲットになりやすいのか?
それは攻撃してくる上司が弱いからです。
例えば、ケンカが強い人なら素手で闘うことができますが、ケンカが弱い人には、武器が必要になりますよね。
たくさんの武器を持つことで、強く見せようとします。
それが今、あなたのことを目の敵にして攻撃してくる上司の姿だと想像してみて下さい。
部下や同僚、後輩に攻撃されないように、強い姿を見せないと生きていけない人なのかもしれません。
誰かを責め自分を正当化することで、必死に自分を守っています。
だから本当はあなたより弱いのかもしれませんね。
とても生きづらい人なのかもしれませんね。
弱いから必要以上に攻撃してくる人もいるんだと理解し、客観的に見ることであなたの心も軽くなっていきます。
上司から目の敵にされた時の対処方法
上司から目の敵にされていると感じても堂々とすることです。
あなたは、必要以上に攻撃してくる上司より強いのです。
そのためにもまず今の自分を認め大切にすることです。
その上司も部下を攻撃しているようで、本当は自分自身を攻撃しているようなものです。
子供の頃「人を大切にしましょう」と教わったと思いますが
これは他人だけでなく自分自身のことも含まれていると考えてみて下さい。
自分のことを大切にできない人は、他人からも大切にされません。
「どうせ私なんか・・」と思っている人は他人からも同じように思われます。
だからまずは自分の中から変えていくことです。
もし、上司から無視されているという場合はこちらの記事へ上司から無視されパワハラが原因で会社を辞めるのは逃げではなかった

とはいえ、いくら自分を大切にしてもすでに上司に対してもってしまった、苦手意識はなかなか消えませんよね。
そんな時は、逃げ道をひとつ増やすだけでも、視野が広がり心に余裕ができ、上司とも精神的に対等な関係になれます。
この機会に本当に今の仕事は自分に合っているのか見直してみてはどうでしょうか。

本当はあなたが上司を嫌っていませんか?
目の敵にしてくる上司のことを嫌いなのは当たり前でしょ
って思うかもしれませんが、同じ上司からの同じ言葉でも「期待されているんだな」と思える人もいます。
人は期待されていると思うと力が発揮されます。
(期待されすぎた場合は逆効果になる場合もありますが)
あなたは上司のことが好きですか?
もしかしたら目の敵にしてくる上司を作り上げているかもしれません。
人が「この人嫌いだな」って思う相手は、自分の中にある嫌いな部分を持っている人です。
詳しくはこちら会社に嫌いな人がいて苦痛です。「人を嫌いになる心理」が分かれば全て解決へ他人を嫌いになる理由を解説しています。

そんな時は、私にはこんな人格があって、そこが嫌いなんだなって気づくことができます。
気づくことができたなら、そんな自分を受け入れることで、心が軽くなっていきます。
だから嫌いな他人は、嫌いな部分(自分)に気づかせてくれる大切な存在でもあります。