職場での先輩や同僚へのミスの指摘方法って難しいですよね。
私も先輩のミスの指摘を業務的に伝えただけで、陰で「偉そうに」と言われたことがありますが
ミスの指摘方法を間違えると、一瞬にして「敵」にされてしまうことにも
特に女性は、ミスを指摘されることで「(人格を)否定された」と思う人もいます。
また相手を「敵」か「味方」に決めつけてしまうのも女性の特徴です。
そこでこの記事では、(女性の)先輩、同僚から嫌われないためのミスの指摘方法を解説します。
後輩への指導にも役立ちます。
先輩、同僚へのミス指摘方法
女性同僚や、先輩へのミスの指摘は、できるだけしない方がいいのですが、業務に支障がでる時や立場上どうしても伝えないといけない時は
もっと良くするための「お願い風」に言ってみたり、ちょっとした「提案風」に伝えることです。
それだけ、女性へのミスの指摘は難しいものです。
そして、ミスの指摘や注意したい時は、他の人がいないところでしましょう。
これは先輩、後輩、男女関係なく、「褒める時は人前で、叱る時は誰もいないところで」というのが基本です。
ミスを指摘して嫌われた時の対処方法
すでにミスを指摘して嫌われたかな・・と思った時は、反論しないことです。
冷たい態度をとられたり、陰であることないこと言われたりと、腹が立つかもしれませんが
反応しないで、ただ淡々と仕事をこなし、他の同僚と同じように公平に接して信頼を取り戻すことです。
どんなに仲が良い同僚にも「先輩がミスをして・・」という話題もしないほうがいいでしょう。
聞く人によっては陰口になってしまいます。
先輩が悪口を言っていたとしても、それはただ傷ついた心を癒してほしくて、周りに叫んでいるだけです。
これはあなたの問題ではなく、先輩の問題だと切り離し、あなたはそれ以上考えないことです。
後輩への指導方法
さいごに後輩への指導方法も紹介しておきます。
いくら後輩でも注意の仕方を間違えると、あなたに対して苦手意識をもたれ、関係にも溝ができてしまいます。
つまり、後輩への注意や指導のやり方によっては、嫌われれてしまいます。
ついやってしまうことは、後輩のミスに対して「なぜなぜ攻撃」をしてしまうことです。
「なぜ、同じ間違いばかりするの?」
「なぜ、同じことを何回も聞くの?」
とあなたは疑問に思うので、せめるつもりはなくても「なぜ?」と聞きたくなりますよね。
でも、そこをせめすぎると後輩は、自分を守るために言い訳がでてきたり、仕事への意欲もなくなり
あなた自身もイライラしてきます。
「なぜ?」とせめるのではなく「次からどうしようか?」と同じ失敗をしないために、誘導してあげることです。
これでお互いが気持ちよく仕事ができ、関係も悪くなりません。
そして、できた時はプロセスからほめてあげることです。
男性は、結果を褒められると嬉しいですが、女性はプロセスも大切にしています。
「良かったね!できたね!」だけでなく「最初は○○だったけど・・」「ここまで覚えるのも大変だったでしょ」など
男性脳と女性脳の違いはこちらの記事へ(⇒女性同士の会話がつまらない、疲れる理由は脳の違いだった【女の職場】
女性には、プロセスもみてあげることで、認められたと思いあなたも後輩から信頼される人になっていきます。
「そんなに広い心でいるのって難しくない?」と思った時は、よかったらこちらの記事も参考に(⇒他人を批判したくなった時こそ、今自分が苦しんでいることが分かる)