愚痴や悪口が多い職場はうんざりしますよね。
悪い言葉ばかり聞いている環境はけして良いものではありません。
愚痴や悪口ばかり言う人はどこにでもいますが、職場全体がネガティブな人ばかりだと、うんざりするのは当然です。
でも、みんなと同じように話を合わせないと、孤立してしまうのではと不安になり
このまま自分を押し殺しながら今の会社を続けるべきが、辞めるべきかと悩むところですよね。
そこでこの記事では
1.愚痴や悪口の多い会社の特徴
2.愚痴や悪口の対処方法
3.いずれ職場を変えたいなら、今の会社でやっておくべきこと
を解説します。
私も愚痴や悪口だらけの職場を経験したことありますが、結論からいってしまうと
自分もネガティブ思考に流され、私生活でも悪いことばかりに目がいくようになり、環境は大切だと痛感しました。
でも今の会社を辞めたらもっと条件悪くなるのかな・・と再就職が心配にもなりますが
今すぐ転職はできなくても、いつでも抜け出せる準備をしておくことで、心に余裕が出てきます。
愚痴悪口が多い職場の特徴
愚痴や悪口が多い職場の特徴は、条件、待遇が悪いことです。
残業が多い、有給休暇が自由にとれない、それなのに給料は安い、そのため仕事へに意識も低いなど
いわゆるブラック企業といわれるような会社では、社員の不満も大きくなり「被害者意識」も強くなってきます。
我慢することが当たり前になってくると、それを他の人にも強要するようになっていきます。

条件や待遇の悪い会社で不満がでるのは、当然の環境かもしれません。
さらに、コミュニケーション能力が低い人は、人の悪口や愚痴で仲間を作ろうとする人もいます。
また相手の価値観が受け入れられない人は、誰かを攻撃することで、優位に立ち自分を守ろうとします。
愚痴や悪口だけでなく、イジメまである場合はイジメられるターゲットが変わるだけで、イジメ体質は変わらないままになりがちです。
・条件待遇が悪い
・コミュニケーション能力が低い
・仕事への意識も低い
職場での愚痴悪口の対処方法
愚痴や悪口が多い同僚たちの対処方法は、距離を置くことです。
とはいえ、それが簡単にできないからうんざりしますよね。
無視したり避けられるのであればラクですが、孤立すれば仕事もしづらくなってきます。
そこで、同僚の愚痴や悪口がはじまった時は、共感や否定をしないことです。
例えば、同僚が「Aさんが今日もミスして余計な仕事が増えたわ!最悪!」と言ったとします。
「またAさんのせいで、最悪だね」といえば、あなたも同じになってしまいます。
「でもAさんも、良いところもあるわよ」といえば、話し相手を否定したことになり、後々面倒です。
これは「Aさんの話(悪口)」ではなく、「仕事が増えて大変だった」という話として聞きます。

だからあなたは「仕事が増えて大変でしたね」と言って終わりです。
けしてAさんの話(悪口)として「反応」しないで、同僚が大変だった話として「対応」することです。
これで、一緒に悪口を言ったことにならず、相手の心の傷を癒すこともできます。
でも、その愚痴を聞くのもうんざりして疲れないようにするには
相手の感情に入りすぎて、自分を見失わないこと
つまり、他人の問題を、自分事にしないことです。
「人を嫌いになる心理」を知ることで同僚のことを客観的にみることができ、精神的な疲れは軽減できます。(参考記事⇒会社に嫌いな人がいて苦痛「嫌いになる心理」を知れば、もう他人に振り回されない)

人は他人を通して、自分を見ています。
自分の中の嫌いな部分を持っている人のことを、嫌いになります。
職場環境で今後の人生が変わる
社会人にとっての価値観は、環境で大きく変わってきます。
環境によって、さらに成長できるのか?
それとも気が付けば・・自分も我慢ばかりで被害者意識も強くなっているのか?
人の感情は、ものすごいエネルギーをもっています。
ネガティブな感情は人にも感染していきます。
例えば、職場内にイライラしている人がひとりいるだけでも、空気が重く感じる時もありますよね。
それだけ他人の感情に影響されているということです。
こちらの1分ほどの動画で、ネガティブなエネルギーが人へと感染していく様子が表現されています。
上司にまとめる力がない場合は、自分の力だけでは職場環境の改善は難しいです。
愚痴、悪口が多い職場環境を改善できそうにないと思った時は、次のステージにいくしかありません。
人はチャレンジしないと、どんどんつまらない人になっていきます。
とはいえ、いきなり転職は不安だと思う人は、さいごに今の会社でやるべきことを紹介します。
職場を変えたい人が今やるべきこと
いつでも今の職場から抜ける準備を始めることで、選択肢も広がり心にも余裕が出てきます。
今から準備しておくことを、2つだけ紹介します。
1.実績を作ること
今取り組んでいる仕事が将来の「職務経歴」になっていくことを意識しながら、業務の取り組むことです。
つまり、会社という場所を借りてあなた自身をバージョンアップをしていくのです。
でも今の仕事って成績とかも関係ないし、指示されたことをこなすだけだしな・・という人ももっと視点を変えてみましょう。
あなたが当たり前にしていることほど、強みでもありアピールポイントになります。
自分の才能を明確にしたいならこちらを参考に自分に合った仕事、働き方を見つける「才能、強みを知る方法」

2.目的を明確にする
目的も目標もなく生活のために仕事をしているだけでは、転職してもまた不満がでてくるかもしれません。
これでは同じことの繰り返しになってしまいますよね。
やりたい仕事がない、分からない人は具体的にどんな職種に就くというよりは
まず「私はどうありたいか?」と考えてみることです。詳しくはこちら「やりたい仕事が分からない」のは探す順番が違ったから!失敗しない適職の見つけ方

仕事への意識が低い人は、愚痴や悪口の多い職場でもなんとかやっていこうと考え、自分の居場所作りのために誰かを責め続けます。
でもあなたは、愚痴や悪口の多い職場にうんざりしているということは、十分意識が高い人です。
ぜひ、今日から今の会社で実績を作り、ステップアップしてみて下さい。
環境は人を、良いようにも悪いようにも変えていきます。