職場に苦手な人がいると緊張して、息が詰まりそうになることもありますよね。
・人前で怒鳴ったり
・目つきが鋭い
・言い方がきつい人など
誰にでも苦手な人はいますが、無視したり、気にしないようにできれば楽なのですが、会社ではそういうわけにはいきませんよね。
では、なぜ苦手な人の前では緊張してしまうのでしょうか?
それは、すべて見透かされているような感覚になってしまうからです。
でも実際、他人の考えていることが分かるはずもありません。
そこでこの記事では
1.苦手な人に緊張してしまう理由
2.職場の苦手な人との付き合い方
を解説します。
苦手な人のことを理解して、分かり合おうと思う必要はありません。
ただフラットな気持ちで対応することで、職場で緊張することもなくあなたは自由になれます。
職場の苦手な人に緊張してしまう心理
職場にいる苦手な人に、すべて見透かされていると思うことで緊張します。
でも、それはただの「錯覚」であって、相手はあなたが何を思っているかなんて見抜くことはできません。
ただ、苦手だなと思うことが態度にでて、相手に伝わってしまうことはあります。
つまり、言葉にしなくても、無意識に態度に出てしまうことで、苦手意識が相手にバレてしまいます。
例えば、目をそらしてしまう、話すとき視線を合わせない、言葉がスラスラでてこない、会話が少ないなど
苦手意識がバレてしまうと、相手もいい気分にはなりません。
中には、目の敵にして責められる場合もあるかもしれません。
これでは、苦手意識がさらに大きくなり、悪循環になっていきます。
では、苦手な人とはどう付き合っていけばいいのか?
職場の苦手な人に緊張しない対応方法
職場の苦手な人と接するときは、まず態度から意識して改善することです。
例えば
・相手の視線に合わせる
・話すときは距離を取りすぎない
・呼ばれたら体ごと相手に向ける
・必要以上に手を動かさないなど
私は「この人苦手だな・・」と思う人と話すときは、髪をさわる癖があるのですが
これだと相手も「ほんとうに聞いている?」「私の話に興味ないの?」って思われてしまいます。
態度は、無意識にでてしまうものなので、意識してなおすことです。
そんなの難しい・・と思うかもしれませんが、見本となる姿はあなたが好きでも嫌いでもない人、つまり無関心な相手と接している時の自分です。
人には「好き」「嫌い」「どちらでもない(無関心)」の感情があります。
その感情によって、自然としぐさや声の大きさ、表情などにあらわれます。
特に視線は大切です。
「目は口ほどに物を言う」といわれるくらい、気持ちが伝わります。
人間が喜怒哀楽の感情を最も顕著に表すのが目だということから、何もしゃべらなくとも目つきから相手の感情がわかるものだということ
また、言葉で偽りごまかしていても、目を見ればその真偽がわかるということ。
引用元 故事ことわざ辞典
目は脳と直接つながっている唯一の器官でもあるので、視線だけでも意識しましょう。
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苦手な人を理解する必要はない
あの人苦手だなと思っていても、他人を変えることはできません。
だからといって、こちらから歩み寄って理解して、分かり合う必要もありません。
理解しようとすることで、ますます苦手な相手に囚われている状態になってしまいます。
だた、相手が今、何を伝えようとしているのかを「知る」だけです。
これで苦手な相手がいて緊張するからと、仕事に支障をきたすこともありません。
苦手だからなんとか克服しようとして、相手を煽てたり、必要以上に親切にしたりするのは逆効果になる時もあります。
特に、とにかくすぐ謝ることは、「本当に分かっているのかな」と思われ相手をさらに怒らせることになります。
苦手な人を無視したり、避けるのでもなく、
苦手意識はそのままでもいいので、好きでも嫌いでもない人と接している時のように、態度だけでもフラットになることです。
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職場に緊張する人がいることで、集中力が低下し、仕事でのミスが増えてしまいます。
リラックスした状態でいることで、あなたがもっている本来の力が発揮されていきます。